約 83,766 件
https://w.atwiki.jp/zensensyu/pages/2232.html
西洋美術の巨匠 459 名前:水先案名無い人 :2006/09/19(火) 01 31 45 ID VzSo3bnt0 全西洋美術の巨匠入場!! イタリア絵画の父は生きていた!! 更なる研鑚を積み人間味のある宗教画が甦った!!! 絵画に命を与えた人間!! ジオットだァ――――!!! キュビスムはすでに私が完成している!! ピカソだァ――――!!! キャンバスを見つけしだい農民を描きまくってやる!! 写実主義代表 ミレーだァッ!!! 人間の暗い内面なら私の作品がものを言う!! 黒い絵 不気味な世界 ゴヤ!!! 点描の色彩を知らしめたい!! 新印象主義 スーラだァ!!! デッサンは形ではないが形に対する見方だ!! 踊り子の画家 ドガだ!!! 光の描写は完璧だ!! 色彩の詩人 モネ!!!! 全絵画のベスト・マドンナは私の中にある!! 聖母の画家が来たッ ラファエロ!!! ヌードを描かせたら絶対に敗けん!! 女体の曲線美見せたる 新古典主義 アングルだ!!! バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!! フランスのダダイスト デュシャンだ!!! フランスから炎の画家が上陸だ!! ロマン主義 ドラクロワ!!! ルールの無い絵が描きたいからアーティスト(芸術家)になったのだ!! キャンバスを切ってやる!!フォンタナ!!! もし女性の乳房と尻が無かったら、私は絵を描かなかっただろうとはよく言ったもの!! 達人の筆が今 キャンバスでバクハツする!! 印象派 ルノワールだ―――!!! 印象派の父こそが地上最強の代名詞だ!! まさかこの男がきてくれるとはッッ マネ!!! 描きたいからここまできたッ キャリア一切不明!!!! オランダのカメラ・オブスクーラ(暗箱)ペインター フェルメールだ!!! オレは彫刻家最強ではない芸術家で最強なのだ!! 御存知ルネサンス ミケランジェロ!!! 芸術の本場は今やアメリカにある!! オレを驚かせる奴はいないのか!! ジャスパー・ジョーンズだ!!! ウワァァァァァあッ説明不要!! 叫び!!! げっそり!!! ムンクだ!!! 絵画は超現実的でナンボのモン!!! シュルレアリスム!! 本家スペインからダリの登場だ!!! 幻想世界はオレのもの 邪魔するやつは思いきり不安な気分にさせるだけ!! 形而上絵画 デ・キリコ 自分を試しにタヒチへ行ったッ!! 後期印象派 ゴーギャン!!! 筆に更なる磨きをかけ ”フェート・ギャラント”ヴァトーが帰ってきたァ!!! 今の自分に自然の模倣はないッッ!! 新造形主義モンドリアン!!! イタリア数百年の色彩が今ベールを脱ぐ!! ヴェネツィアから ティツィアーノだ!!! 神の前でならオレはいつでも全盛期だ!! 燃える宗教画 マニエリスム ドメニコス・テオトコプーロス本名で登場だ!!! 外交官の仕事はどーしたッ 画家の炎 未だ消えずッ!! 描くも話すも思いのまま!! ルーベンスだ!!! 特に理由はないッ 人を長く伸ばすのは当たりまえ!! 酒好きで女好きなのはないしょだ!!! 早死に! モディリアーニがきてくれた―――!!! パリで磨いた官能美!! ロココのエロティック・ライオン ブーシェだ!!! 宮廷画家だったらこの人を外せない!! 超A級肖像画師 ベラスケスだ!!! 超一流画家の超一流の視点だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ フランスの革命児!! セザンヌ!!! 油彩画はこの兄弟が完成させた!! フランドルの切り札!! ファン・エイク兄弟だ!!! 万能の天才が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ 天才ッッ 俺達はモナリザを待っていたッッッレオナルド・ダ・ヴィンチの登場だ――――――――ッ 加えて有名な自画像を描いたリザーバーを4名御用意致しました! キリストそっくり デューラー!! つながり眉毛 フリーダ・カーロ!! オランダの巨人!レンブラント! ……ッッ どーやらもう一名は耳の切断により到着が遅れている様ですが、 到着次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 463 名前:水先案名無い人 :2006/09/19(火) 09 36 20 ID UHemmwti0 一番の有名どころが出ないと思ったらやっぱりリザーバーか! 西洋美術詳しくないけどそれでも大半はわかった。GJ!! コメント 名前
https://w.atwiki.jp/kakuitayaoi/pages/16.html
6 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2010/04/16(金) 23 25 59 ID 92SQYhXs0 1乙! 伝統と世界遺産のオーパーツプレイが見れると聞いて 9 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 07 06 49 ID 94GQKhdd0 >>1乙 伝統先生も捨てがたいが オーパーツプレイなら考古学×世界遺産のほうがよさげ 考古学「僕は君のすべてが知りたいんだ」 世界遺産「ああん! そんなに掘っちゃっらめぇぇ!」 まあ、世界遺産ってそう簡単に発掘調査なんて出来ないんだが だからこその執着、みたいなw 幼馴染の民族・神話もモヤモヤして欲しい 18 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2010/04/18(日) 23 46 26 ID WNTne0Rb0 12 GJ大いに萌えた 萌えついでにオーパーツプレイ 伝統「…黄金ジェットなんて入ると思ってんのかこの変態」 世界遺産「変態はお互い様だろ?お前さんのやらしいカッコを水晶ドクロが見てるよ」 オーパーツこの2つくらいしか知らない… 19 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2010/04/19(月) 01 54 04 ID OLssuolvO 18 「水晶ドクロ様が見てる」→「見せつけてやろうぜ」なテンプレをやらかすんですねw しかし、オッサン同士のタメ語イイヨイイヨ(;´Д`)ハァハァ 24 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2010/04/20(火) 21 35 17 ID wz/zHeXWO 伝統が世界遺産or801に書道プレイと同人ノウハウがコスプレに裸体お絵かきプレイ というのを受信したのだが、電波飛ばしたやつは誰だ 26 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2010/04/20(火) 23 57 00 ID 4Q1GQKis0 [1/3] 世界遺産「お前、俺を使おうとか1000年早い」 伝統「まあまあ、俺の筆さばきを堪能しろって」 世界遺産「おやおやお爺さん、手が震えてらっしゃいますよ」 伝統「あっ、お前こそ何脱がそうとしてる、クソジジイ」 世界遺産「聞いたぞ。歌舞伎座も新しく衣替えするそうじゃないか。 世界遺産には及ばないが、あれはたいそう立派な有形文化財だ。 どんな風になるか楽しみじゃないか。ということでお前もまずは裸になれ。 お前の衣替えも俺が立派に見届けてやる」 伝統「意味わかんねえよ、この変態」 美術鑑賞「書道と聞いて!」 伝統「あ、よく来た。加勢しろ。あいつ羽交い締めにして」 世界遺産「いや、美術、俺の方。後で好きなだけ古代文字見せてやるよ」 伝統「あ、てめえ」 美術鑑賞「えーと……うーんと……ごめんな、伝統」 伝統「ちょ、おっさん同士でこんなアホなことやめようぜ。それよりほら、若い奴…」 美術鑑賞「うーん、相変わらずいい着物着てるね。お香もいい薫り」 世界遺産「だろ。おや、今日の襦袢は青竹色か。相変わらず粋なことで」 伝統「頼む、やめろって」 世界遺産「では、俺の必殺コチョコチョ筆さばきをな」 伝統「お、覚えてろぉ!」 習い事「えっと、えっと、書道と聞いて!」 801「シーッ!あっちには近寄らない方がいいよ。あれね、おっさんらが暇こいて遊んでるように見えて、実は魔窟だからね」 習い事「あ、そうなんですか…僕、少しでも上達できたらって」 801「うん、そうだな、じゃあ俺が教えてやるよ。こう見えていろいろあちこちで学んできたからね」 習い事「すごいですね!僕ももっといろいろ学びたいんだけど、まだまだ追いつかなくて…!」 801「うん、じゃあ、とりあえず、俺の部屋にいこっか」 習い事「はい!よろしくお願いします!」 801「うんうん」 27 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2010/04/20(火) 23 58 11 ID 4Q1GQKis0 [2/3] 習い事「えっと、えっと、書道と聞いて!」 801「シーッ!あっちには近寄らない方がいいよ。おっさんらが暇こいて 遊んでるように見えて、実は…魔窟だからね」 習い事「あ、そうなんですか…僕、少しでも上達できたらって」 801「うーん、そうだな、じゃあ、俺が教えてやるよ。こう見えていろいろあちこちで学んできたからね」 習い事「すごいですね!僕ももっといろいろ学びたいんだけど、まだまだ追いつかなくて…!」 801「うん、じゃあ、とりあえず、俺の部屋にいこっか」 習い事「はい!よろしくお願いします!」 VIP「しゃぶれよ」 同人「VIP…801がかまってくんないからって誰もいないとこで会話すんな。とりあえずその原稿仕上げろよ。そんぐらいできるだろ」 VIP「 全俺が泣いた」 同人「〆切まで2週間ないんだぞ」 VIP「 \ /_ / ヽ / } レ, / ̄ ̄ ̄ ̄\ |`l`ヽ /ヽ/ <´`ヽ u ∨ u i レ / └l  ̄ !i´-) |\ `、 ヽ), / / / 地 ほ こ !´ヽ、 ヽ ( _ U !、 ヽ。ヽ/,レ,。7´/-┬―┬―┬./ 獄 ん れ _|_/; ; ;7ヽ-ヽ、 ) "" `` ‐ "= - " / ! ! / だ. と か | |; ; ; { U u ̄|| u u ,..、_ - /`i ! ! \ :. う ら | |; ; ; ;i\ iヽ、 i {++-`7, /| i ! ! <_ の が __i ヽ; ; ;ヽ `、 i ヽ、  ̄ ̄/ =、_i_ ! ! / ヽ ヽ; ; ; \ `ヽ、i /,ゝ_/| i  ̄ヽヽ ! ! ,, - \ ヽ、\; ; ; ; `ー、`ー ´ ̄/; ;ノ ノ ヽ| / ,、- ´ \/ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ Y´/; ; ;\」 同人「もうそのAA飽きた。はい、次これ」 VIP「wwwちょwwwww…グスッ(´・ω ;. ... 」 24じゃありません、すみませんでした。
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/2928.html
516 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/08/26(水) 22 44 55 ID ??? 505 シーブック「あ、ガロードのクラスだ」 カミーユ「美術室ってことは美術の授業か?」 セシリー(絵の話はこっちにふらないで…!) ファ「少なくともスケッチブックと鉛筆もって美術室で料理は作らないわね」 セシリー(絵の話はこっちにふらないで…!) アレンビー「よく考えたらさー」 ドロシー「何よ?」 アレンビー「あそこにいるのって全員サイサイシー(16)より年下なんだよね」 セシリー(絵の話はこっちにふらないで…!) カミーユ「カツ(15)歳と同い年だからな。それでもハサウェイやクェス(13)より年上だぞ」 ファ「アーサーが知恵熱だして斃れたわ!」 カミーユ「放っておけよ、そんな影の薄い奴」 セシリー(兄さんも影の薄さなら負けないわ) シーブック「酷い事いうなよカミーユ!」 カミーユ「俺なんか兄弟なのに出番少ないんだぞ!」 シーブック「だって、アーサーなんだぜ……」 歌って踊れるのに絵は色盲を疑われるほどヘタクソなセシリー(小説版より)は話の輪に入れませんでしたとさ。
https://w.atwiki.jp/anime_bg/pages/129.html
CloverWorks美術ルーム 参加作品記事一覧 TV 明日ちゃんのセーラー服 映画 ペンギン・ハイウェイ
https://w.atwiki.jp/yumenonedan/pages/55.html
絵を描く*美術 私は芸術を知りません知らなくて書きます 美術の勉強をするには大学が良いでしょうか そう言えば美術って何を習うんでしょうかね デザイン関係でしょうか? 勉強したことはパソコンのデザインに応用できるんでしょうか っていうかパソコンのデザインを勉強するの? 何様だ馬鹿 -- (ツクール) 2009-04-02 01 00 28 重要なのは2chで評価されることではない プレイして面白いかどうかではないだろうか -- (tkz) 2009-05-16 20 27 25 名前 コメント すべてのコメントを見る ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
https://w.atwiki.jp/gijinkamatome/pages/3.html
カウンター 今日 - 人 昨日 - 人 合計 - 人 現在-人が閲覧中。 更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/norioyamamoto/pages/453.html
サイズでかくてスミマセン><ダメタマゴふぁいとっ! -- anya (2009-12-14 17 37 30) ダメタマゴかわいすぎです!! -- 名無しさん (2009-12-16 09 56 32) ダメたんかわええええええ -- 名無しさん (2009-12-17 08 37 34) ダメタマゴかわいいよお腹がたまらんよ。右のはガー・・・ビィ? -- 名無しさん (2010-01-20 22 44 22) きもおおおおおおおおおおおおおおおおお -- うy (2011-07-20 21 37 59) ダメタマゴか・・・まさか可愛いなんて・・・ -- 名無しさん (2011-07-24 13 36 55) ちょっとダメタマゴ育ててくる -- 名無しさん (2012-05-21 20 34 28) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/norioyamamoto/pages/598.html
ごめん、雑になった -- いいこしてます。 (2010-08-14 22 08 35) 本当にいいことしか言いようが無い。 -- 名無しさん (2010-09-15 00 00 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/norioyamamoto/pages/606.html
クチートです 最近この子描くのがお気に入りですw -- 名無しさん (2010-10-19 04 26 35) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/otogeparo/pages/37.html
すこし暖かくて、どこかひんやりとした木目の床。 「ん… うん…」 ヘンリーが目をさます。 大きな壁掛け時計の振り子が、こちこちと秒を刻んでいく。 (あれ、ここは… ディーノの家じゃない…) 「あ、目が覚めたみたいだね」 ティーポットを持った見知らぬ青年が、ヘンリーに近づく。 「怖がらなくてもいいから、紅茶が入ったから飲むと良いよ」 年齢は…15~18歳程に見える。体型はとても華奢ながら、力強そう。 髪は緑色のミディアムショート。瞳はルビーのように赤い。 顔もどこか柔和で、まるっぽくて…。まるで… 「でぃ、ディーノ!? なな、なんで!?」 ヘンリーはそこから跳ね上がった。 「やだなぁ。そんなに驚くなんて」 ディーノはヘンリーの顔をなめる様に眺める。 「まさか君が『ここ』に来るなんてなぁ。…おめでとうと言うべきか」 ヘンリーが辺りを見回すと、そこは「王様の部屋」とはかけ離れていた。 無機質な、スチールで出来たような家具類、テーブルの上に積み重なったファッション誌。 どう見ても、一人暮らしの部屋を見ているような…。 あと窓際には、角が生えててコートを羽織った青年が、 お山座りをして、窓にぶつぶつと何かをつぶやいている 「あー、ソイツはぼーっとしてるだけだから、何ら心配ないよ」 ヘンリーと目が会うと、彼は軽く会釈をした。 「ディーノ、ここは一体どこ?」 「ここは僕んちだよ。「アイツ」のおうち」 ヘンリーは頭をぽりぽりと掻いた。いまいち状況が読めない。 「君もやっぱり飲んだんだね… 「アイツ」の…アレ」 ディーノは頬を赤らめながら呟いた。 「ココとアソコは、表裏一体。僕もアイツと表裏一体。 何か一つの条件をクリアすると、ここにたどり着けるのさ」 ヘンリーは、口をもごもごさせながら 「そ、その条件が…アレ。」 掛け時計の振り子が、静寂を持て余す。 「せ、折角ココに来たんだからさ、ヘンリー君をもてなさなきゃね」 ディーノはお茶を濁した。 「僕もアイツに初めて会ったのは、つい最近だからさ。お互い様だねぇ」 ヘンリーは傍にあった、キャスターつきのイスにぺたんと腰掛ける。 すると、紅茶が入ったカップに手をかける。 「…紅茶、おいしいね。」 「そ、そう?ホワイトランド名物の厳選茶葉を使ってみたんだけど…」 ヘンリーの笑顔を見ると、ディーノはぐっと気が安らいだ。 それから、ゆっくりと時は動き出した。 ヘンリーの日常の話から、ディーノとの話。 それから、学校の話―。 「ヘンリーは、ガールフレンドとか居ないの?」 ヘンリーは、紅茶をごくりと飲み込んだ。 「い…いないよ。」 顔を赤くして、静かにうつむいた。 「何がいけないのかなぁ。その「オウジサマ」っぽさがいけないのかなぁ」 いぶかしげに、ディーノはヘンリーの顔を覗き込んだ。 「…そんなんじゃ、あの天使のコに振り向いてもらえないぞ?」 「べっべつに!そんなつもりは…」 ヘンリーは唇を尖らせて、まごつかせた。 「それじゃぁさぁ、僕が君をアレンジしてあげようか」 「え」 「ただーし。魔法は使わないよ。僕のこの手で変えてあげるさ」 ヘンリーは目を丸くした。ディーノはニンゲンだと、こんなに血管が…頼もしい。 「おーい。そんなに手をジロジロ見なくたっていいだろ?」 部屋にしょきしょきと、小気味のいい音が響く。 「心配しなくてもいいよ?君が元の世界に戻っても、髪はばっちりセッティングされたままだから」 軽快な手つきで、ディーノはヘンリーの髪を切る。 ヘンリーはイスに、きゅっと身を預ける。ただただ景気のいい音を聞きながら。 こんなに安らかな気持ちで髪を切ってもらうのははじめてかも。 「ねぇ、ディーノ」 「…ん?」 「ニンゲンの姿でも、君はどこか凛々しいよ」 「よ。よせよ。ヘンリーらしく…ないぞ」 ディーノは頬をまた赤らめた。 慣れた手つきで髪の毛をはらうと、ヘンリーの髪にワックスを付ける。 「ほら、仕上がりましたよ。お・きゃ・く・さ・ま!」 ディーノは、ヘンリーを鏡に向かわせた。 『王様』であることをほんのちょっぴり忘れたようなセッティング。 「…こんなスタイル、夢みたいだ」 ヘンリーは鏡に向かったまま、自分の頬をすりすりと触った。 「でしょー? アソコなかなかきゅーくつだから、ちょっとくらい羽目を外したっていいだろ?」 ヘンリーは目を輝かせた。 「ディーノ」 「ん…! 何かな。写真でも撮っておこうか …!!?」 唇を、ヘンリーに奪われてる。 「はふ… …き、君 あの天使のコじゃなかったのか???」 「今はディーノがいい。なかなか柔らかいね」 ディーノは瞳をゆらゆらさせて、バツが悪そうに微笑んだ。 「ここの世界から抜けるにはコレ。」 ディーノは、なにやら赤い液体が入った小瓶を、ヘンリーに手渡した。 「またココに来れる?」 「おいおい。またアイツのアレを、しこたま飲むわけ?」 ヘンリーは舌をだして、「げー」の仕草をした。 「気が向いたら、またおいでよ。」 足元に液体を垂らすと、しゅわしゅわと雲がでてきた。 「ありがと、ディーノ。またね」 Fin.